運営者のこと

「自分の居場所を、自分で居心地悪くしちゃだめ」

石原さとみの出ていた「Heaven? ~ご苦楽レストラン~」というドラマを最終回だけ偶然観た。そのドラマの中にあった「とあるセリフ」が私の頭の中でぐるぐるしている。

とある台詞までの流れ

石原さとみの役はレストランのオーナー。とある台詞とは、オーナーのレストランで働くとある給仕の男に対してオーナーが言った一言だ。まず簡単な状況はこんな感じだった。

給仕の男がレストランの客と仲良くなった。仲良くなった客はオーケストラか何かの指揮者で「今度コンサートを見に来て欲しい」と給仕にチケットを渡した。

最初は喜んで見に行っていた給仕だったが、次第にチケットをもらったり見に来て欲しいと言われることが重くなってくる。客からのお誘いを断るのはとても心苦しい。お客様だから断ってはいけないのではないか。しかし毎回毎回行くのも現実的に考えて手間になってきた。

最初こそうれしくてこの仕事をやっていてよかったななんて感じていたに違いないが、段々と悩みの種になってしまったのだ。そんな給仕を見て、オーナーが言った一言が給仕の行動を変えた。

「自分の居場所を、自分で居心地悪くしちゃだめ」

大事なのは距離感だとも言っていた。客との適切な距離を保てる者こそがプロのサービスマンであるということだそうだ。

その後、給仕は「お客様と自分の適切な距離」を考え「頂き物は受け取らない」という選択をした。その後は気持ちよく働いているようだった。

自分で自分の居場所を居心地悪くしちゃだめ

「自分の居場所を、自分で居心地悪くしちゃだめ」という言葉を聞いて、私自身にも言えることだと思った。私は人との適切な距離を測るのが苦手だ。すぐに離れてしまう。

そのドラマを観た頃、私も職場に対して居心地の悪さを感じていた。先日、体調を崩して職場に休みたいと連絡を入れたのだが「もうちょっと早く連絡して欲しかった」と言われてしまった。突然休んでしまっただけでなく、連絡が遅いと言われ落ち込んでいた。

「もしかしたらこれで信頼を失ってしまったかもしれない」「責任感がないし、連絡が遅い常識がない人だと思われたかもしれない」と思い、さらに居心地が悪かった。

2,3日して復帰したが、休みの連絡を受け取ってくれた上司とはシフトが違い、会わなかった。他の人は誰も私が休んだことを気にも留めていなかった(人数が多いシフト制なので上司以外はシフトを把握していない)。

その分「このまま何もなかったように過ごせばこの落ち込みはすぐに消える」「自分はずっとここにいる人間ではないから信頼なんて失っても大丈夫」などともやもや悩みながらも、放っておけば解決するだろうという判断をした。

そんな時に今回のドラマの放送を観た。「自分の居場所を、自分で居心地悪くしちゃだめ」というセリフを聞いて「私も今、居心地が悪いなぁ。自分で悪くしてるのかな。」と考えてみることにした。

何がそんなに居心地を悪くさせているのか?居心地の悪さをそのままにしていていいのか?放っておいて時間が解決してくれるのを待つのか?せっかく楽しいと思えてきたこの仕事をこんなささいなことで辞めてしまうのか?どうしたらこの居心地の悪さはなくなるのか?

考えていくうちに、私は職場の人達とは迷惑をかけたと思ったのならすぐに謝るようなきっちりとした関係でありたいのだと気づいた。

翌日、電話を取ってくれた上司に謝りに行った。すると、上司は「わざわざ言いに来なくてもよかったのに」と全く気にしていなかった。それどころか「大丈夫か」ととても心配してくれていた。上司が怒っていて、私への信頼を失っているだろうと思っていたことは思い込みで自意識過剰な考えだった。

思い込みを思い込みのまま終わらせるところが私の悪い癖だと思う。普段ならこのまま何も言わずこちらから距離を置いて離れていくところだった(嫌われたと思って)が、オーナーの台詞のおかげで悩みから逃げずに誠実な関係でいられた。

謝った際に、今後はいつまでに連絡をすべきなのかなども改めて確認することができ、今は何のしがらみもない。

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爽香(さやか)
爽香(さやか)
メンタル豆腐すぎて新卒入社したIT企業を1年間で辞めましt…オフィス怖い。今は某大型ホテルで客室清掃のアルバイトしてます!人と関わるの拒絶気味\( ´ω` )/まあでも清掃楽しいしおばちゃんは優しい。ブログはさぼり気味!笑